家庭教師バイトの急募情報

体験談
京都府在住のＳＴさん	家庭教師のアルバイトで、小学二年生の男の子に国語と算数を指導していました。彼は元気一杯で、私が家を訪問した時も勉強よりは遊びたいという感じの子でした。勉強の方はあまり得意ではないみたいで、始めのうちは落ち着いて座っていることも辛そうでした。算数と国語を教えて欲しいということだったので、国語は漢字の書き取りから、算数は足し算引き算の計算から始めました。字が汚いので直してやって欲しいとの要望が保護者の方からあったので、漢字の書き取りは厳しめにチェックしていました。漢字を書いている時に、彼は一行書いては手を止めて休み、こちらに話かけてくるので私は少し話てから勉強を促していました。漢字だけではすぐに飽きてしまうので、時間を見ながらですが簡単な文章問題を解かせたりと、とにかく彼を勉強に向かわせることに必死でした。ただ、物語を読むことが好きみたいで、一度文章を読み出すと最後まで読める子ではありました。正答率は微妙でしたが。算数の計算は大得意で、すらすらと解いてしまうので余った時間で私がその場で作った問題なんかを解かせていました。なるべく文章題を解いてもらいたかったので、余計な文章なんかを盛り込んで作っていましたが、楽しそうに解いてくれたのでこちらも嬉しかったです。
大阪府在住のＡＭさん	大学生になって初めての夏休み、私は家庭教師派遣センターに登録し、夏休みの間だけ近所の中学１年生女子の家庭教師をすることになりました。お姉さんのような家庭教師にぜひ来てほしいと言っていただいたのです。家庭教師センターから話を聞いたところ、その女の子は体に障がいがあり、片手の手首が生まれつきないとのこと。片手をいつもポケットに入れているが気にせず、普通に授業をすればよいからとのことでした。少し特殊な話を聞かされ、緊張して迎えた初日。確かに彼女はポケットに手を入れてはいましたが、明るく素直で、こちらが話したことをすぐに理解してくれる手のかからない女の子でした。勉強もできて、家庭教師などつけなくても自分で十分に学習できる子だと思ったのですが、お母様から話を聞いたところ、やはり手首のことを気にして中学校で友達が作れず、寂しい思いをしているとのこと。勉強を教えるというよりも、友達のような関係を築いてほしいと言われました。それからは、夏休みの宿題を一緒に片づけながらたくさん話をして、一緒におやつを食べ、楽しく同じ時間を過ごしました。夏休みが終わり、最後の日。彼女は涙を浮かべ、「学校、不安だけど頑張る。友達を作る」と約束してくれました。その後、近所で友達と歩く彼女を見かけ一安心。家庭教師としては優秀ではなかったけど、短い期間でも少しでも彼女の力にはなれたのかな、と思えた体験でした。
東京都在住のＭＯさん	私は、大学生の頃に中学二年生の女の子の家庭教師をしていました。理由は、子どもが好きで弟に勉強を教えていた経験があったので自分でも出来そうだと思ったからです。しかし、いざ仕事として行ってみるととても難しいものでした。まずは生徒との信頼関係を築くことからはじめなくてはなりません。自己紹介と私が大学で専攻している分野の話をして、少しでも警戒心を解くことから始めました。また、教える科目は英語と数学だったのですが、詰め込み式で教えるのではなく、彼女が興味を持った事柄にからめて教えるよう努力しました。彼女は宝塚が大好きで、自分も将来宝塚に入学したいと話してくれたので、宝塚歌劇の演目に絡めて英語を勉強したり、英語＝勉強ではなくいろんな国の人とコミュニケーションをとる為の手段なんだよと話し、逃げてや嫌悪の意識を解くように努力しました。また、数学に関しては公式さえ覚えれば必ず解ける問題について説明をして、この公式を一つ覚えるだけでこのテストの中だとこれも、こっちの問題も解けるようになるんだよとパズルのような要領でできるのだと教えました。難しい応用問題ばかりを教えるのではなく、基礎を徹底的におさらいする方法です。しかし、家庭教師の回数が「週に一回」しかないという制約もあり、出来ていたはずの問題が一週間後に出来なくなっていたり、宿題としてこれだけは覚えておいてと話しておいたことを覚えておいてくれなかったりでなかなか難しかったです。